2017年、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)のHOP展で描いた沖縄紹介漫画の1話です。全部で3話あります。
「ありんくりん」とは「あれもこれも」という意味のウチナーグチ。1話は沖縄方言と沖縄の食文化の話です。
サブタイトルの「ヌチグスイ(命薬)」とは、この話で健康的な食事をすること指します。
医食同源の考えから健康的で美味しいものを食べることで、身体を健康にし精神を満たす。
「病は気から」という言葉もありますから、先人たちの知恵が詰まったウチナーグチというわけです。
本来は楽しいこと、嬉しいことも指すのですが、やはり直接的なヘルシーは食べ物からと私は思うので、漫画はそういう解釈で描かせていただきました。美味しいものを食べると幸せな気持ちにもなりますしね!
主人公と父親が敬語な理由は、お父さんがこういう口調で娘がそれを真似した・・・というのが表向きで、本当はこの漫画を観光業や沖縄関連の出版社・HPに売り込もうと考えていたからです(笑)
今でもオファーお待ちしております!
YouTubeでも本作のマンガ動画を公開しています。ご視聴いただけると幸いです。
参考文献
高良勉『ウチナーグチ(沖縄語)練習帳帖』2005年 日本放送出版社
内間直仁・野原三義『沖縄語辞典 那覇方言を中心に』2006年 株式会社研究者
中岡敏・中原穣『改訂版 沖縄語の入門 たのしいウチナーグチ』2006年 株式会社白水社
参考サイト中岡敏・中原穣『改訂版 沖縄語の入門 たのしいウチナーグチ』2006年 株式会社白水社
「沖縄そば組合のサイト ー沖縄そばの沖縄生麺協同組合」https://www.oki-soba.jp/
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